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WITHカフェ「女の子/男の子の親あつまれ」を開催しました


5月13日(月)午前 女の子の親、あつまれ!と題して開催しましたが、男の子の親も女の子の親も、本当に悩みは様々で、お子さんの年齢も構成も違う親どうしでも、違いながらも「そうそう」とうなずける場面がたくさんありました。ジェンダーの問題が取り上げられる昨今、男の子だからとか女の子だからと決めつけて育てるのはよろしくない風習ですが、身体の違いというのは明らかにありますので、今回は「女の子はまず体が丈夫ですよね~(おそらく、子どもを産むカラダだからかな?)」そんな風に話し始めました。


体力があって消耗させるのが大変とか、すぐに喧嘩しちゃうという男児的な女子もいたり

パパの前とママの前で態度が違うというような、女優みたいなところがあるとか

娘とぶつかることが増えて、どんどん生意気になっていくといったご意見がありました。


第一子が小学校高学年のという利用者さんやスタッフ2名からは、現在、思春期に入りつつある娘たちにそれなりに手を焼いている様子が語られましたよ~。ただただかわいい赤ちゃんと違ってくるのはやはり歩き回り、おしゃべりし始めると急に一個人になるので、同性である母親と対峙することが増えて来るかなと思います。同性同士でライバル的な存在になり得ますし、どうしても娘にとっては母親が最初のロールモデルとなるので、娘側としては要求(理想)が高くなりがちでしょうか。


「ところで、ご自身の思春期、どうでしたか~??」

と質問すると、大抵のママは頭を垂れる?感じになる(笑)


あまり世間のイメージにとらわれ過ぎないことです。

仲良し母娘や双生児母娘などなかなか現実的ではない。

そう、皆が皆、キムタク家のようにはいかないですから。


ある意味、宿命的に出会った母娘です、この出会いに感謝しながら生きていかれたら幸せですね。まずは、母も娘も元気で!これから長い時間かかって、娘たちが母を理解してくれる日が「いつか」来るのではないでしょうか。そんな「淡い」期待と共に、待つでもなく、母は母の人生を!歩み、母の背中を見せていく「しかない」のではないでしょうか。


そして、5/21(火)には、「男の子」親あつまれ、を開催しました。

ここから施設長が書いていますが、うちには現在女子一人。長男は巣立っております。男の子の親の気持ちも忘れたのですが・・・いやいや、家にいる女子がまあアクティブで目が離せない子だったことを思い出しながら、皆さんのお話を聞いたり、お話しさせて頂いたりしていました。5組の方々が参加してくれましたよ。


男の子・・・「声がでかい・力が強い・予期せぬ動きをする→男の子は突然降って来るよねw・下を見てないからすぐ転ぶ・自分がヒーローだと思っていて、助けてくれる!・お母さんかわいいねって言ってくれる・切り替えが早い・ご飯大好きお肉大好き・ママ大好き(これは女子もあるか…)車が好き」などなど。

これが一同うなずいた言葉「親が謝ることが増える」。子どもが集まる場所で、どうしても動きが大きかったり、速かったりして、周りに迷惑をかけているのでは?という思いで、先回りして謝っているような感覚ですよね。せめて広場では先回りしなくてもいいんですよ~。お互い様ですから。


体力があって、これから夏が心配‥という話から、どこで涼しく遊べるかという話にもなりました。ららぽーと横浜の中のイトーヨーカドーに、屋内遊び場とおもちゃ売り場が併設されたスペースが出来ていることや都筑区の子育て支援拠点「ポポラサテライト」があること、グランベリーパークそばの鶴間公園とそのそばの町田市の子育て支援施設が小学生になっても使えるみたいだよ、などなど(すみません、市外ですが)、情報が出て来ました。そうそう、鷺沼駅そばの「カッパーク」も、水に親しめる施設みたいですよ。子どもを連れて移動することは大変ですが、おともだち同士や家族でも、訪れてみてくださいね。

全体的に、男の子ってかわいいよねー優しいよねーという、ほんわかした話がたくさん出て来ました。

女の子の会とは違った点は、「異性だからイライラしない」という言葉があったこと。男の子は「わからない」という前提で子育てが出来る。ここが実は重要です。自分の子じゃないからできる、と言われるかもしれませんが、私はひろばにきてくれる小さな子どもたちの事を、「小さい人」として「大人も子どもも同等に」リスペクトを持って接することを心がけています。子どもはそりゃー何にも出来ない状態で生まれてくるわけで、お世話にしなければ「死んじゃう」という怖さを持ちながら、子ども(特に新生児~乳児)を育てていると思います。そこはもちろんお世話する人される人の関係はあるのだけど、それを横にいったんおいて、人と人という対等な関係。それをはぐくむには、男も女もないんだけれど、実は女子は手ごわい。男児の方が対等に(というか冷静に)扱えるような気がする・・・。対等以上に上から話してくるのは、実は女子の方が・・(いや我が家だからか?)という気がします。男の子の会の報告しながら女子の話になってしまいましたが・・・。そして話もそれたような。


話は変わりますが、先日小学校の家庭科ボランティアで、調理実習の手伝いをしてきました。6年生です。実習を終えて、頭の三角巾を外した「男子」が、隣の男の子に「ねえ、髪の毛変になってない?」と確認していました。ここで、私が「ほおー6年男子が髪型気にするんだな」と思いましたが、これも男女バイアスで、男の子は小学生のうちはファッションや見かけを気にしない、と私の古い認識を覆してくれました。50代スタッフの「当たり前」20-40代の広場利用者の「当たり前」もそれぞれ違うと思います。そこを変えることはとても難しい!でも、変えなくてもいいから、「押し付けない」ことを心がけて、生きて行かねば!ですね。「女の子なんだからお行儀よく」「男の子なんだから元気よく」なんてもう言えない世の中ですが(祖父母の代には難しいことでしょうけど)、私は娘に「ハンカチ持たないで学校行くのって、ヒトとしてどうよ!?」と怒ります(笑)。「女子なんだからハンカチくらい持って行けよー」と男子言葉で話したくなるのをこらえて。


日本の政治家って高齢の男性が圧倒的に多いでしょう?そしたら、世界の女性政治家の記事をさりげなく見せる。家事がどうしても女性に偏る状況も、これからの子どもたちはどんどん平等になってくることでしょうから、うまく息子にも娘にもやれるように仕向ける。パパもママも家で協力し合うことを見せる。男女関係なく自分らしく生きられるような世の中にするには、社会の構成員の一人ひとりの小さな心がけだよって思います。こんなことを、この2回のイベントを開催してみて、感じた施設長でした。


磯田道史さんのお父さんのことば(朝日新聞折々のことばから)「せえ見い(ほら見ろ)。子どものほうがかしけー(賢い)がな」

毎日の子どもたちの「賢い」は男女関係なし!たくさん遭遇しますよねえ。日々の子育て一緒にお話し聞かせてくださいね。





 

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