7/26(土)どにちWITH「パパの輪 I」を開催しました！

7月26日(土)、どにちWITHにて「パパの輪 I」を開催しました。朝から厳しい暑さの中、７組のパパとお子さんが参加してくださり、賑やかで和やかなパパの会となりました。貴重な休日にご参加いただき、本当に有難うございました！

この日はいつもと違い、パパたちばかりが集まった広場にびっくりしたのか、子どもたちもちょっと戸惑い気味。「え？ここってママと来る場所だよね？」「何でおともだちが知らない人と一緒にいるの？」と、不思議そうな表情を浮かべたり、おともだちのパパをじーっと真剣に見入ったり、よそ行きの顔つきをしていたりと、とても面白かったですよ（笑）。

最初は少し緊張した様子のパパたちも、ママから聞いていたお子さんの名前を見つけたことで会話が生まれ、和やかな雰囲気に。そんなパパたちの空気を察し、子どもたちも安心しておもちゃで遊び始めたところで「パパの輪」をスタートしました。

今回の「パパの輪」第一弾には、NPO法人全日本育児普及協会認定講師であり、先輩パパの髙橋さんに来ていただきました。髙橋さんは小学生と幼稚園児の2児のパパで、在宅ワークのため育児とお料理を担当しているそうです。お腹が空くと、子どもたちはママではなく、髙橋さんに「ご飯なに？」と聞いてくるそうですよ！

最初に、皆さん初対面なので自己紹介でアイスブレイク。お子さんと行って楽しかったところは？との質問に、「WITHです」という嬉しい声も！高橋さんからは、「もう少し大きくなったらたくさん一緒に遊びに行ける場所がありますよ～」と、電車のフリーパス旅、アスレチック、ロマンスカーミュージアムなど、たくさんのお出かけスポットを紹介していただきました。

次に、お子さんとの大事なスキンシップの方法として、まだあんよができないお子さんでも楽しめる体を使った遊びをいくつか紹介してもらいました。抱っこをしながらのスクワット、たかいたかい、すねの上で揺らす飛行機あそび、どうぶつまねっこ歩きなど。大人の足の甲にお子さんの足を乗せ、両手をつなぎ一緒に歩く「ペンギンあるき」は、トイレやお風呂に行くのを嫌がった時などに、子どもの気分を切り替え、促すのに効果的だそうです！実際にみんなで「ペンギンあるき」をやってみたところ、子どもたちも楽しそう♪日々つかまり立ちで脚のトレーニングをしているSちゃんが、かわいらしいお手本になってくれました♪

子どもは体を使って遊んでもらうのが大好き！特にパパの大きな勢いのある動きはとっても魅力的なので、他の遊びもチャレンジしてみてくださいね。

育休中は心理的・時間的ゆとりがあっても、復職後は余裕がなくなり負のスパイラルに...といった経験もシェアしていただきました。まず高橋さんが実践したのは、「言葉による否定をしない」「自分の常識を疑ってみる」ということ。子どもが「〇〇したい」と言った時に、「そうだよね」と一旦受容し、大人の常識や意向に合わなくても、「危険がない」「他人に迷惑をかけない」のであれば許容することで、子どもの気持ちが収まり、結果的にスムーズにいくことが増えたそうです。また、子育ての関わり方の実践的な工夫として、園からの緊急連絡先にパパの電話番号を登録するという提案も。どちらが実際にお迎えに行くかは別として、「緊急時に連絡が入る」というだけで、子育ての当事者意識が高まり、関わる姿勢が積極的になるとの話がありました。

イベント後半では、2つのグループに分かれてパパ同士で子育てのお困りごと、心がけていることなど自由にトークを行いました。皆さん会話が弾み、あっという間の時間でしたが、パパ同士の距離がぐっと縮まったとてもすてきな会になりました。ご参加いただいたパパたち、どうも有難うございました。

パパならではの育児の悩みや工夫を共有・共感したり、同じ地域で子育てしているパパ同士がつながることで、地域での子育てがパパにとっても楽しいものになってくれればと願っています。子育て中のパパ同士がつながる場として、是非また広場にいらしてくださいね。

次回パパの輪は9月6日(土)に開催します。テーマはパパとの読み聞かせ＆トーク。8月25日(月)から予約開始となります。今回ご都合がつかなかった方も、是非ご参加ください。お待ちしています♪