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2/3 どにちWITH〜育休父母会

節分の当日、元利用者のあやこさんをお呼びし、5組のこの春から保育園のママ5人がお子さん連れで参加してくださり、育休父母会を開催しました。


自己紹介のときには決まった保育園や、お子さんの年齢、通勤場所や在宅ワークがあるか、などを話してもらいました。

あやこさんは、3人目の妊娠したら双子ちゃんだった!という4人の男児ママとは思えない、穏やかで素敵な温かい雰囲気の方で、いつも育休ママ会などではスピーカーとして来てくださっています。その末っ子二人も今春から一年生!今は在宅4日出勤1日、という生活だそう。


もう最初から楽しくかつタメになる話ばかりで、ママたちも興味津々。施設長も昔のフルタイムワーママ時代がよみがえりました。


まずは保育園ママの1日を話してくれました。出勤の日は気合入れないと、、だそうです。

夜は寝落ちしてしまう事が多いため、5時半起床して、洗濯や自分の出勤準備をしている間に、子どもたちはテーブルで簡単に食べられる朝ごはん。パンやご飯、4人もいると好みもそれぞれ。いかに朝機嫌よく行ってもらうかが「勝負」なので、朝ごはんコーナーを作り、いろんなふりかけや海苔などを置いて、選べるようにする、などの工夫をしているそうです。

保育園3人時代は、手が足りないので、一旦帰宅して自分を身軽にし、お迎えに。その時に10分だけでも夕飯の準備を済ませたり(ここは保育園の先生にはあまり言えませんが・・・)、帰宅後の大変な時間を、少しでも余裕を持って子どもたちと過ごせるように、心がけているそうです。ただ、寝落ちする前に保育園セットは必ず準備。常に予備を1セット持っていて、慌てないようにしていたとか。参考になりますね。

お風呂をのんびり過ごせるようにし、そこでおしゃべりを楽しむようにしていて、心の栄養補給を親も子もする時間にしているんだとか。子どもが荒れてしまう時があっても、この時間で落ち着いていた、ととても深イイ話ですよね。

ただ、お風呂は1日おき。汗をかく時期以外はそれで十分、いろいろなことをあきらめつつ、こだわるところをしっかり持つ、そんなあやこさんの子育ての信念がとてもいいなあとみんなで話に引き込まれていました。


ただ、お風呂を2日に一度にする、パジャマをやめて朝の着替えをナシにする、(出かけられるスウェットなどの服で夜に寝る)、色々と「無理をしない」生活は本当に仕事をしている家族にとっては必須で、「絶対8時に寝かせたい」とか「絶対手作りのご飯を食べさせたい」などの「絶対」は「絶対になしにしたほうがいい」という言葉も。


そして、家事の分担は明確に。パパの協力を引き出すのが、きっとあやこさんはうまいのでしょうね。いまや「察して」先にやって下さる素敵なパパも、単身赴任の時期があって、それを乗り越えたあやこさんには、尊敬の念しかありません。タスクを減らして余白を多めに、という言葉が何度も出て来ました。


金曜日はパスタの日、としてかけるだけのいろんな市販品を選ばせる、など、手を抜いているというよりも、自由に選ぶを楽しむに変換しているのも、いいなあと思いました。

施設長も毎週金曜日はお弁当屋さんに行き、子どもと二人でおかずを選ぶのが楽しみだったことが思い出されました。お金は作る方が安いかもしれませんが、時間を買うと思って、復職一年目は無理しない方がいい、いつか全部返ってきますよという言葉も印象的でした。


風邪ひいたら・・・の話も子どもが4人いると、本当に大変だと思います。病院で薬をもらうより、自然治癒力で治したいという気持ちがあるあやこさんですが、病院に行った方がいいとき、自力で治る時、は見極めているそうです。園としては「コロナやインフルではない」という証明が欲しいので、病院に行ってほしい気持ちがあるのですが、いつもと違うか、はママが一番よくわかること。園とのコミュニケーションをうまく取り、病院に行く行かないは、もちろん親が決めていいと思います。また中耳炎になりやすい長男くんは、風邪かな?と思っても最初から耳鼻科に行って、耳も診てもらうようにしていたとか。また、目やにが出るとその後に風邪を引くことが多いことなど、「予兆」がわかっていると、保育園からかかってくる電話が「やっぱりきた」という感じで心の準備ができるとも。

鼻水や少しの咳では、仕事をそう簡単には休めないのですが、熱がなくても「ぐったりしている」「食欲がない」は無理をさせないようにしたいものですね。重症化すると本当に子どももかわいそうですし、自分も大変です。


時短の家電として、ルンバと洗濯乾燥機はめちゃくちゃ助かっているそうです。(お片付けタイムもあるんですって!素晴らしい!)洋服はワンサイズ大き目を購入し、縮む前提にした方がいいです。その際に「ポリウレタン混」にしない方がいいですよ。ポリウレタンは熱に弱いのです。覚えておいてくださいねー。

我が家やスタッフのK田家には長柄のほうきもあります。真夜中でも掃除が出来て、クイックルワイパーよりも気楽です。小さな箒とチリとりもあると、さらに楽ですよ!

洋服のストックも、大いに越したことはないけれど、洗濯乾燥機があるなら、そんなにたくさん持たなくても大丈夫と言っていました。


長浜医院の病児保育も、お守りとして登録した方がいいかな、と思いますが、近くに実家があって、回復期をお願い出来るなら、どうしてもではないかもしれません。

ただ、一番具合の悪いときはやはりママやパパが見ることになると思った方がいいので、呼び出し電話が保育園から来た場合、たぶん翌日は出社できないという事を同僚の方にわかってもらえるといいですね。そのためには良好なコミュニケーションと助け合いの雰囲気があることを願うばかりです。


看護休が一人に5日/年、あるはずなので復職後に確認するといいという話がありました。また雨の日の送迎に不安を感じるママには、駅近コインパーキングが雨の日にどれくらい混んでいるか、慣らし保育中に確認するといいですね、という話もしました。また、パパにお迎えを頼む日は、車のカギを持って行ってもらい、駅に車を置くと自分も朝が楽だし、いいですよーとも。また、名前を付けることも大変ですが、今はネットにお名前シールなどもたくさんあるので、うまく活用できるといいですよね。


パパのお母さんが仕事をしていたか?とあやこさんが皆さんに聞きました。親世代はまだまだ専業主婦全盛期。ママの方が家事を多くやることなど、固定観念が消えない方がいるのもわかります。でも、そこは話し合いをしていき、自分が時間的に出来ない、「無理」なことはきちんと伝えていき、徐々に家事や育児を二人でこなしていける事が大切ではないかと思います。タスクをいくつか挙げて、それを達成していくことは男性は好きだと思うので、やってもらいましょう!察してもらえない、とイライラするより具体的にやってもらうのはとても大切ですよね。



夫が子育てにたくさんかかわると、思春期になっても親子の関係が良好である事はエビデンスとしてすでに表れている、と何かの記事で読みました。それって、夫婦関係の良さが続くことにもつながると思うのです。

出産で家族が増えることも劇的な変化でしたが、復職もママにとって大きな生活の変化です。時間がなくて負担になる事も多いですが、自分の速度で1人で歩けたり、熱いものや辛いものを食べられたり、同僚と話したり、という何気ない事が、とても楽しいという面もあります。


今の時期不安も多いことと思いますが、4月までの準備に何が必要かというと、私は皆さんに伝えているのは、べったりと一緒に過ごす事、です。母子分離を練習する必要なんてありません。がっつりベタベタしていてくださいね。


あやこさん、参加してくれたみなさん、ありがとうございました!


2/19のWITHカフェ〜育休父母会には、近隣の認可保育園より先生が来てくださいます。保育園で子どもたちがどのように過ごすのか、色々な話が聞けますので、ぜひご参加ください!



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